A.
しかし、鍼治療には独特の「ひびき感」というのがあります。
これは「ズーンと重いような感じ」で、鍼灸用語で「得気(とっき)」と言われます。
その名の通り、気を得るための鍼の刺激であり、治療では重要な反応です。
しかし、初めて鍼を受けられる方や患者さんの中にはこの「ひびき感」が苦手な方ももちろんいらっしゃいますので、一人一人に合わせ、刺激量を調節して治療しますのでご安心下さい。
A.
ディスポーザブル鍼と言って、エチレンオキサイドガスにより滅菌消毒されたものをパック詰めされた鍼の事で、使用する時にパックから取り出し使っています。
一度使った鍼は廃鍼入れに捨て、医療廃棄物として業者に回収してもらいます。
「使い捨て」なので、一度使用した鍼をもう一度使うことは決してありませんので、ご安心下さい。
また、使用中の鍼を置くシャーレも使い捨ての物を使用していますのでご安心下さい。
A.
当院のお灸は〈温かい〉〈気持ち良い〉〈痕が残らない〉をモットーに、お灸をしています。
当院で行っているお灸には5種類あります。
温灸 -おんきゅう-
温灸専用に作った筒状の中に「もぐさ」を入れ燃やし、煙が落ち着き筒底が温まった状態で使用します。
底には塩を敷き固めているので、そこから伝わる熱で腹部を温める時に使用するお灸です。
胃腸症状や自律神経症状、に異常がみられる場合に使います。
灸点紙灸 -きゅうてんしきゅう-
「灸点紙」と言う、お灸をする際に使うシールを貼り、その上に米粒大または半米粒大の大きさにひねったもぐさをすえる方法です。
このシールを貼ることで火傷を防ぎながら温熱刺激を加える事ができます。
知熱灸 -ちねつきゅう-
このお灸は鍼をしたまま、あるいは印をつけた所へ小指頭の三角錐状にひねったもぐさをすえ、燃やしていきます。
温かさを感じたところで「はい」と声をかけて頂くので、じんわり温かく痕の残らないお灸になっています。
糸状灸 -しじょうきゅう-
字の通り、「糸のように細いお灸」の事で、このお灸は直接肌に乗せ焼き切ります。
なので、火傷やお灸の「やに」が皮膚につくので少し痕が残ります。
こちらのお灸は主に、逆子治療での足指にすることが多く、その他は魚の目や不眠治療の時などに施術します。
治療部位は体の目立たない部分が多いのですが、少し痕が残りますので患者さんとお話しした上で施術するかどうかを決めさせて頂きます。
灸頭鍼 ‐きゅうとうしん‐
体に鍼を刺し、その鍼の上の部分に母指頭大に丸めたもぐさを引っ付け、燃やしていきます。
腰痛やスポーツ障害などの時に施術することが多く、鍼を伝って感じる熱と体の表面から伝わる熱で温め、筋緊張をほぐします。
とっても温かく、気持ちの良いお灸です。
A.
生理痛や月経前緊張症(PMS)緩和の為に治療される方も多いので、婦人科系の不安のある方、お気軽にお問い合わ下さい。
A.
当院に上下の患者着を用意していますので、そちらをご利用下さい。
A.
鍼灸治療は体のツボを刺激し、自然治癒力・自己免疫を高める治療です。
薬を使わず、自分の体の治す力を引き出しますので、安全で、環境にも体にも優しい治療方法です。
A.
ただし、治療の前後1~2時間は避けて下さい。
治療により血行などが盛んになるため、気が巡りすぎてのぼせたりすることがあります。
治療直後は穏やかに過ごして頂き、そのあとお風呂に入られることをお勧めします。
A.
お風呂の場合と同じように、鍼灸の前後1~2時間は避けて下さい。
また症状によっては、お酒を飲むことで痛みが増強する場合があります。(例:ぎっくり腰の治療後など)
また、体力の少ないお年寄りや虚弱体質の方なども痛みを誘発する恐れがありますので、そのような方は飲酒をお控え下さい。
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